子どもの体幹が弱い…は思い込み?鍵は身体の使い方【リズスポ】

「うちの子、体幹が弱いみたいで」——世田谷・経堂のリズスポにも、子どもの体幹が弱いことを心配して相談に来られる親御さんは本当に多いです。フニャフニャして姿勢が崩れる、踏ん張れない、なんだか他の子よりテンポが遅い気がする。そんな様子を見て「体幹が弱いせいかな」と感じている方へ。今日は、サッカーを習う子どもたちを現場で見てきた僕(USK先生)から、ある思い込みの話をさせてください。


「子どもの体幹が弱い」と感じたとき、親が見ているもの

親御さんが「体幹が弱い」とおっしゃるとき、頭の中にあるのはたいてい”腹筋”のイメージです。プランクをやらせれば姿勢が安定する、腹筋を鍛えれば姿勢がよくなる——そう考えている方がとても多いです。

でも、現場で子どもたちを見ていると、ここに大きな思い込みがあると感じます。「体幹が弱い=腹筋が足りない」ではない、ということです。

お子さんの上半身がフニャフニャして見えるのは、筋肉の量が弱いからとは限りません。むしろ「身体をどう使えばいいか分かっていない」だけのことが、子どもの場合はとても多いんです。


体幹トレーニングをしても、子どもが変わらない理由

子どもに腹筋やプランクといった体幹トレーニングをさせても、なかなか動きが変わらない——そんな経験はありませんか。

理由はシンプルで、子どもに本当に必要なのは「身体の使い方」と「コントロール」だからです。たとえば、片足立ちでグラグラしてしまう子。これは腹筋が弱いというより、左右のバランスを取る感覚や、上半身と下半身を同時に動かす感覚が育っていないことがほとんどです。

その場でジャンプして、移動せず同じ場所に着地できるか。片足でピタッと止まれるか。こうした”自分の身体をコントロールする力”こそ、僕が現場で「体幹」と呼んでいるものの正体です。腹筋の数ではないんです。


ダンサーとして気づいた「本当の体幹」

僕自身、ダンスやアクロバットをやってきて痛感したのは、結局すべてはリズム感とボディコントロールに行き着く、ということでした。

どんなに力がある子でも、リズムに乗れない・力を抜けないと、動きが固くてぎこちなくなります。逆に、抜くべき瞬間にスッと脱力できる子は、少ない力で大きく、速く動けます。これは大人のダンサーでも、サッカーをする子どもでも同じです。

子どもの体幹で本当に大事なのは、「上半身と下半身を、リズムに合わせて同時に使えること」。バラバラだった手足が、ひとつの流れでつながる感覚です。これが身につくと、見た目のフニャフニャは自然と消えていきます。腹筋が弱い・強いの問題では、もともとないんです。

文部科学省の「幼児期運動指針」でも、特定の運動だけを繰り返すより、多様な動きを経験して「運動を調整する能力」を育てることの大切さが示されています。腹筋という”一点”より、多様な動きの中で身体全体をコントロールする力。それが、僕たちが本当に大切にしている感覚です。

「体幹が弱い」の正体は? 親が思う”体幹”と、現場で本当に大事なこと 腹筋「だけ」で支える ←ここだけ グラッ… 力が一点に集中しがち 力んで身体が固まる 崩れるとグラつきやすい リズム×脱力で「全身」を使う 連動 上半身と下半身が連動 力を抜けて動きがしなやか 重心が安定して踏ん張れる 本当に大事なのは「身体の使い方」 = 自分の身体をコントロールする力

リズスポでやっているのは「リズムの緩急」と「脱力」

ここで、リズスポでの実際の中身を少しお話しします。リズスポは”リズムトレーニング”をする場所で、ドリブルやシュートといった競技そのものは教えません。やるのは、リズムに乗って身体を動かす練習です。

たとえば、リズムを取りながらジャンプして、左右・上下に上半身を固定したままステップを踏む。ジグザグに進む動き、足を開いて跳ぶ動き、ケンケンパのようなリズムジャンプ。どれも遊びのようですが、ねらいは一つ。上半身と下半身を、リズムに合わせて同時に使う感覚を育てることです。

このとき僕がいつもかける声は、「リズムを意識して」「リラックスして」。力むほど身体は固まります。緩急をつけて、抜くところで抜く——この”脱力”の感覚が育つと、子どもの動きは驚くほど変わっていきます。


「テンポが遅い気がする」と言われた子どもたちの変化

ここからは、経堂で実際に見てきた子どもたちの話です。特定の一人ではなく、似た変化をたどった複数の生徒に共通する傾向として読んでください。

最初は、上半身がフニャフニャしていて、親御さんからは「他の子よりテンポが遅い気がする」とよく聞きました。サッカーを習う7〜9歳くらいの子に多いパターンです。「体幹が弱いのかも」と心配される代表的なケースですね。

そんな子どもたちにリズムの緩急と脱力を続けてもらうと、だいたい3〜6ヶ月で、身体の連動性が上がってきます。手足がつながって動くようになる。すると——

  • 走り出しが速くなった
  • 相手に抜かれにくくなった
  • 力のコントロールが上手くなった

リズスポでの身体の変化が、サッカーの動きへと自然に波及していくわけです。何より嬉しいのは、本人たちの「苦手意識がなくなった」「考えながら動けるようになった」という言葉。体幹が弱いと思われていた子が、自分の身体を信じられるようになる。その瞬間が、僕は一番好きです。


競技の練習は、これまで通りで大丈夫

ひとつ安心していただきたいのは、リズスポに通っても、サッカーなどの競技の練習はこれまで通り続けられるということです。

経堂・世田谷エリアは、習い事を掛け持ちしている子どもがとても多い地域です。「これ以上スケジュールを増やせない」という親御さんの気持ちもよく分かります。でも、リズスポでやるのは競技の置き換えではなく、土台づくり。身体の使い方が変われば、いまの競技のパフォーマンスにも自然とつながっていきます。

リズスポは世田谷エリアに経堂店・成城学園前店があります。お近くの店舗で、まず一度お子さんの動きを見せてください。

「運動神経そのもの」については、<a href=”https://rizusupo.com/blog/undoushinkei-kaizen/”>「うちの子、運動神経が悪くて…」と諦める前に</a>の記事でも書いていますので、よければあわせてどうぞ。


「うちの子は体幹が弱い」と決めつける前に

もし、お子さんの体幹が弱いと感じているなら——それは本当に”弱い”のではなく、まだ身体の使い方を知らないだけ、かもしれません。

腹筋の数ではなく、リズムと脱力、そして自分の身体をコントロールする感覚。それが育ったとき、子どもの動きは少しずつ変わっていきます。

その思い込みがそっとほどけるように、一度リズスポに来てみてください。リズムトレーニングで体幹がつき、フィジカルが良くなる——その変化を、僕たちが経堂で一緒にサポートします。

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